設定について

PALポータルは、データベースのアクセスにはアプリケーションサーバーからデータソースを取得して処理します。 デフォルトの構成では、インストール時にセットアップされる Tomcat にデータソースの設定がされています。 インストール後にデータベースを変更したい場合は、Tomcat のデータソースの設定を変更します。

Tomcat のデータソースの設定は、conf/Catalina/localhost/palportal.xml に記述されています。 Derby をデータベースとして利用している場合は、以下のような設定が記述されています。

    <Resource name="jdbc/jetspeed" auth="Container"
            factory="org.apache.commons.dbcp.BasicDataSourceFactory"
            type="javax.sql.DataSource" username="" password=""
            driverClassName="org.apache.derby.jdbc.EmbeddedDriver"
            url="jdbc:derby:/tmp/Portal/database/derby/productiondb;create=true"
            maxActive="100" maxIdle="30" maxWait="10000"/>

設定方法

PALポータルは、インストール時にデータベースを構成するスクリプトもインストールします。 ここでは、インストール時に Derby を利用するデータベースとして選択して、インストール後に MySQL に変更する方法を説明します。 今回は、データの移行などはせず、新規にデータベースを作りなおすこととします(データの移行が必要な場合は各データベースのドキュメントを参考にして、DML などを作成してください)。 データベース構成スクリプトの実行には、Apache Ant が必要になります。

PALポータルの停止

PALポータルが起動している場合は、停止してください。

jar の配置

データベースのアクセスに必要な JDBC ライブラリの jar ファイルを shared/lib に配置します。

$ cp <somewhere>/mysql-connector-java-5.0.4.jar shared/lib

設定ファイルの変更

データベースの構成スクリプトは、database ディレクトリにあります。

$ cd database

データベースの構成スクリプトの設定ファイル database.properties を修正します。

; Jetspeed Enterprise Portal 2.1.1 Database setup configuration

; db.type supported values: db2, derby, mssql, mysql, oracle, postgres, sapdb
db.type=mysql

: for db.type other than derby, the properties below need to be specified
db.username=<DB のユーザー名>
db.password=<DB のパスワード>
jdbc.url=jdbc:mysql://localhost/<DB 名>?useUnicode=true\&amp;characterEncoding=UTF-8
jdbc.driver.class=com.mysql.jdbc.Driver

; boolean flag (true/false) indicating if psml is to be imported
; in the database or will be read from file system
dbImportPsml = true

ご利用の環境に応じて、DB 名、DB のユーザー名とパスワードを設定してください。 dbImportPsml を true にすることで、PSML ファイルをデータベースに格納して利用することができます。 データベースに格納した場合は、webapps/palportal/WEB-INF/pages の PSML ファイルは利用されなくなります。

実行

上記を設定後、Ant を実行します。

$ ant

BUILD SUCCESSFUL と表示されれば、データベースの設定は完了です。 conf/Catalina/localhost/palportal.xml も新しく設定したデータベースを利用するように更新されています。 以上の設定で、新しいデータベースを用いて、PALポータルを起動することができます。