ポータルについて

ビジネスに必要な情報が企業の内外に散在し、その情報量は日々増え続けている今日において、情報を容易に検索・共有できる環境を整え、生産性を高め、的確で迅速なビジネスをすることは今日の課題です。 その現実的な解の一つとして、企業ポータル(Enterprise Information Portal:EIP)が注目を集めています。

企業情報ポータルを導入することで、企業内外に散在する様々なリソースを 1 箇所に統合し、利用者に適した形態でサービスを提供することが可能になります。 PALポータルは、企業情報ポータルとして、利用者に必要としているサービスを迅速に提供し、集約されたリソースを最大限に利用できる環境を構築します。 また、PALポータルは、オープンな仕様に基づき、適切なアーキテクチャで設計されているため、開発作業から配備・運用に至る、すべての作業が容易に行うことができ、コスト削減や生産性を向上することができます。

PALポータルは、Apache Software Foundation にて開発をされている、企業情報ポータルのオープンソースの実装 Jetspeed 2 をベースとして構築されています。 そのため、企業ポータルの基盤となる部分の開発は多くの開発者により、適切な仕様に基づき、柔軟で拡張が可能な設計が行われています。 柔軟に機能を拡張や変更ができるので、PALポータルは企業内ポータルに限らず、オンラインショップや SNS などの様々なユーザーポータル構築に対応することができます。

PALポータルでは、1 つのサイトを通して、エンドユーザへアプリケーションサービス、データベースの情報やその他の利用可能なデータソースを提供できます。 PALポータルは、各利用者へ提供される情報や機能が、利用者または利用者が属する役割を元にカスタマイズ可能なセキュリティ基盤を提供します。 利用者は、ウェブブラウザや携帯電話などの多くのデバイスで、ポータルへアクセスすることが可能です。

ポートレットについて

ポータル上では、様々なコンテンツを集約することができます。 ポートレットがその集約されたコンテンツの一部を形成します。

ポートレットは、Java ベースの UI コンポーネントです。 ポートレットは、ポータル上でコンテンツの一部を生成するウェブアプリケーションになります。 ですので、ポータルを稼働させたまま、ポートレットを配備または配備解除をすることができます。

PALポータルは、Java のポートレットの標準仕様である JSR 168 に準拠したポータルサーバーです。 ですので、他ベンダーのポータルサーバー上で動作している JSR 168 のポートレットも配備して、動作させることが可能です。

ポートレットAPI 1.0 (JSR 168)

ポートレットAPI 1.0 (JSR 168) は、Java Community Process (http://jcp.org/) により定義されているポートレットの標準仕様になります。 以下のことなどを定義しています。

  • ポートレットの実行環境を定義
  • コンテナとポートレット間のAPIを定義
  • ポートレットのデータを保存する機能を定義
  • サーブレットやJSPを呼び出し
  • パッケージング方法を定義
JSR 168 の登場によって、ベンダー間を越えた UI コンポーネントのやりとりが可能になります。